カーボンブラックがタイヤの色に影響する理由

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タイヤの色といえば黒が定番です。定番、というより、黒以外の色を見かけたことがない、という人も多いのではないでしょうか。かつては白ばかりだった家電製品もカラフルになっている昨今、タイヤだってもっといろんな色があってもよさそうなものです。しかし、タイヤの色が黒であるのには理由があります。
タイヤの素材はゴムです。しかしゴムというのは本来乳白色をしています。タイヤの黒はゴムの色ではないのです。では、タイヤの黒い色の正体はいったい何なのでしょうか。
それは、カーボンブラックと呼ばれる炭素の粉です。タイヤの補強剤としてゴムに混ぜられているもので、実に材料全体の25%を占めています。もしもこの補強剤がないと、タイヤはすぐにボロボロになってしまいます。いわば消しゴムのような感じになってしまい、摩擦に耐えられずに崩れてしまうのです。この補強剤を使用することでゴムの強度が大幅にアップするということがわかったのは1912年のことですが、それ以来タイヤをはじめとして高い耐久性や耐摩耗性を要求されるゴム製品に使われるようになったのです。これに代わる耐久剤は、現在のところまだ発明されていません。そのため、黒以外のカラフルなタイヤを作ることができないのです。

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